トライアングル・パラノイア

            〜決着〜





本当はもう、決まっているのだと思う。けれど、それだけでは終われないほど、いろんな事があり過ぎた。



「・・・・・・実は僕もそれは気になってたんだけど。」
町は早くもクリスマスのイルミネーションに輝くそんな中、今年最後の期末テストに向けての最後の足掻きを図書館で終えた後、神威と昴流はいつかの喫茶店に足を運んだ。
以前は夕焼けがまぶしかったはずだがこの時期ではもう外は暗く、神威の表情もどこか暗い。

三角関係というのは、その言葉から伝わってくる雰囲気どおり実にややこしいもので、どちらかを選ぶと言うことは当然、どちらかを選ばないと言うことになる。
「どうやって・・・謝ればいいんだろう・・・・・・」
「うーん・・・、僕はこういう経験はないからなあ・・・」
愛していると囁いてくれた人は常に一人だった。

「クリスマスの予定は?」
「4人で映画・・・。」
「4人?」
「うん。瀬川と封真が、2枚ずつチケット持ってきたから、俺と二人と小鳥で・・・。」
「小鳥ちゃん、クリスマス暇なの?」
「うん。いろいろ誘われてたみたいだけど、こっちの方が面白いって。」
それは暇と言うのだろうか。

「じゃあ、どっちにしろ、決着はクリスマスの後・・・の方がいいのかな。」
「うん・・・多分・・・・・・。」
振られた相手と映画では、あまりにもせつな過ぎる。
振られる相手と最後のデートと言うのもなかなかのものだが。
「こんな時期まで引きずるんじゃなかった・・・」
「まあ、しょうがないよ。悩んだって事は、それだけ真剣だったって事だよ。」
「・・・・・・そうでもないと思うけど。」
いつも逃げてばかりだった。
「そんなことないよ。」
それはきっと、どちらかを選ぶことでどちらかを傷つけないために。
そういわれて、神威の頬が朱に染まる。
昴流は優しい。どんな弱さにも、正当な理由をつけてくれる。

いっそ昴流の事を好きになれば良かったと、そう思ったが口には出さなかった。
良かった、と思っただけで、きっとそうすることはできないから。
想いは、決まっている。
そして、答えを出さないと、誰も前に進めない。

「まあ、二人とも神威が好きなんだから、神威が出した結論なら、ちゃんと許してくれるよ。」
「・・・・・・うん。」




「ふ・う・ま・くーん♪」
学校帰り、夕飯の買い物を終えてスーパーから出てくると、封真は誰かに呼び止められた。見ると、クリスマスを先取りしたような派手なコートの北都が、車の中から手を振っている。
「北都さん。免許取られたんですね。」
「ええ♪ジェットコースターが得意なら家まで送ってあげるわよ。」
「遠慮します。ジェットコースター以上だと聞いてますので。」
「何よ、失礼ねー。」

北都には封真も敬語を使う。

「それでどう?もうすぐクリスマスだけど。」
「今年は小鳥も交えて4人で映画です。でも、映画が終わったら決めますよ。」
「あら、ナイス心意気ね♪」
「強引なくらいがアイツには丁度良いですから。」
もうすぐ答えを出すと神威が言っていたので、待っているだけでもよさそうだが、最後の押しといったところだ。
そんな封真に、北都が一言忠告する。

「でも、強引過ぎて逃げられないように注意しなさいね。」
「どういう意味ですか?」
「んー、私が見たところ、貴方は押しが強すぎて駄目になるタイプ、瀬川君は引きすぎて駄目になるタイプなのよね。たまには引いてみることも大切よ?」
「はあ・・・。」
しかし景一も結構押しが強いタイプだと思うが。





「瀬川君、クリスマスの映画なんだけど、」
「え、あ、うん。」
「大丈夫?」
「うん、ごめん。ちょと考え事してて。」
反応が遅れた景一を心配しつつも、小鳥は待ち合わせ場所と時間を決める。
「きっと人がいっぱいだと思うから、見つからなかったら、神威ちゃんの携帯から、私の携帯にかけて貰ってね。」
小鳥と封真は自宅から、神威と景一は寮から、待ち合わせ場所まで一緒に来ることになる。
「じゃあ、司狼君とはぐれないようにしなきゃ。手でも繋いで貰おうかな。」
「良いわね、それ。お兄ちゃんが怒るだろうけど。」
小鳥は相変わらず中立を守るらしい。

外から見ている者には、この関係はどう映るのだろうか。
「ねえ、桃生さん。どっちが勝つと思う?」
きっともうすぐ決着がつく。神威を見ていれば、それは何となく分かる。
おそらく、これが最後の、3人でのイベントとなるだろう。
「・・・神威ちゃんは、二人とも大好きよ。」
「うん、分かってる。それでも選べって言ったのは俺達だよ。選ばれなかったら、ちゃんと諦めなきゃいけない。」
「諦められる?」
「さあ、どうだろう。・・・でも、今ここで、『うん』って言っちゃいけない気がする。」
まだ決着がつく前に、負けを予感してはいけない。
以前封真に宣言したように、今日も明日も明後日も、自分は神威一筋だ。
「でも、お兄ちゃんは押しが強すぎて駄目になるタイプ。瀬川君は引きが強すぎて駄目になるタイプなのよね。もうちょっと押してみればいいと思うんだけど。」
「・・・・・・俺は、これでいいんだ。」




それぞれの想いを秘めて、時は決着の日へ。



映画は最近話題のハリウッド映画で、アクションをメインにして入るがそれなりに恋愛要素も組み込まれ、『今年のクリスマス、カップルで見るならこれ!』と宣伝されていたもの。映画館は、4つ席が取れたことが奇跡だと思えるくらい満員だった。
映画館では、さすがに封真と景一も揉める事はなく、平穏無事に時間は過ぎた。
しかし誰もが予想していた。
問題はその後。

「・・・カラオケでも行く?」
「このメンバーでか?」
何処に行くにしても微妙なメンバーだ。
「映画は終わったから、私は帰っても良いけど」
「それは困る!!」
退散を申し出る小鳥を慌てて神威が引きとめたのは、3人になるとまた居た堪れない雰囲気になるからだろう。せっかくのクリスマス、平和に過ごしたい。

しかし、日本におけるクリスマスは、キリストの聖誕祭ではなく、家族や恋人と幸せな一時を共有するためのものだ。家族恋人と。ようするに、恋敵はお呼びではないということ。
「二人きりになりたい。」
「封真・・・?」
「俺も。」
「あ、あの・・・?」
「ここで選んでもらうの?」
「悪くないと思うが?」
「で、でもっ、せっかくのクリスマスなのに、せめて今日くらいは穏やかに・・・」
「三角関係なんてやってる時点で、あんまり穏やかじゃないと思うよ。」
「そ・・・それは・・・・・・」

こんなにも急に、答えを求められるとは思わなかった。
二人の眼差しから逃げるように、神威は視線をおとす。
俯いた視界の中で、握り締めた拳が白かった。
「あ・・・の・・・俺は・・・・・・」
答えは、用意していた。けれど、言葉を、用意していなかった。
それにこんな、二人ともを前にして、その中からどちらかを選ぶなんて。

何処からかクリスマスソングが流れる中、それでも沈黙は何処までも静かで。
たった一言で、すべてが終わることは分かっているのに、その一言がいえない。

「・・・・・・困らせたいわけじゃないのになあ・・・」
「・・・・・・え・・・?」
不意に沈黙を破ったのは神威ではなく景一。
そのまま景一は、戸惑う神威に歩み寄ると、いつかと同じようにその小柄な体を抱き寄せた。
「瀬・・・」
景一の肩越しに、何かを言いかけた封真を、小鳥が止めるのが見える。
「瀬・・・川・・・・?」
「言いにくいよね。こういう状況じゃ。」
そう言って、抱きしめた体を離すと、景一はいつもと同じ、明るい笑みで告げる。
「俺、帰るよ。」
「・・・・・・だ、だけど・・・」
「また後で寮で。どんな返事でも、受け止める覚悟はあるから。」
そういい残して、景一は本当に神威に背を向けた。

「瀬っ・・・」
思わず追いかけようとする神威の手を、小鳥がつかんで引き止める。
「駄目!それじゃ瀬川君が帰る意味がないでしょ!?瀬川君は神威ちゃんのためにこうしてくれたんだから、神威ちゃんがそれを裏切ってどうするの!」
「だけど・・・」
「私ももう行くから。瀬川君を追いかけるのは、ちゃんとお兄ちゃんに返事してから。分かった?」
「・・・・・・うん・・・」

神威がおずおずと頷くと、小鳥は優しく笑ってその場を後にした。最後に『頑張ってね』といったのは、神威にだったのか、それとも妹としての最初で最後の応援か。それでも『結果は明日教えてねー♪』と忘れずに付け足すあたり、所詮は楽しんでいるだけらしい。
クリスマスの人ごみの向こうに小鳥の背中が消えてから、神威は封真に向き直った。
伝えなければならない。
「あの・・・俺・・・・・・」
「・・・・・・少し歩くか。」
「え?あ、・・・うん・・・。」

差し出された手を自然に握ってしまったのは、幼い頃の体の記憶なのだろう。あまりに自然だったから、神威は握ったことさえ気づかない。
封真に手を引かれて、人ごみの間を縫う。そして大通りを外れると、別世界かと思うほど人通りは少なかった。
「これくらいの方が、落ち着いて話せるだろう。」
「・・・・・うん。」
それは、答えを求める言葉だと思った。

しかし、続けて口を開いたのは封真の方。
「最初は母さんが死んだとき。」
「え?」
「次は父さんが死んだとき。」
「・・・何が・・?」
「お前が泣いてたの。」
思いがけない話題に戸惑いながら、それでも神威は昔を顧みる。
「・・・・・・でも、封真はいつも泣いてなかった。」
悲しい思い出の中で、いつも封真は涙一つ流さずに、そして誰よりも早く立ち直って、いつまでもしょげている小鳥と自分を、外に引っ張り出してくれた。
「本当は、お前があんまり泣くから、泣いてられなかった。」
「ごめん・・・」
「何を謝る?お前が俺の分まで泣いてくれた。だから俺は強くいられた。」
「・・・・・・・・・。」

「神威、」
ふと封真が足を止める。
いつの間にか、踏みしめる地面の感触が変わっていた。そこは、小さな公園だった。
一本の外灯だけに照らされるその空間は、クリスマスイルミネーションに輝く大通りより、よっぽど幻想的だ。
この聖夜に告白をやり直すには、きっともってこいの。
「お前がいれば、何があっても俺は強くいられる。お前の涙は俺が拭う。だから、ずっと側にいて欲しい。」
「封・・・真・・・・・・」
「好きだ。」

どうして、答えは決まっているのに、こんなにも優しい言葉をくれるのだろう。
思わずにじんだ涙で、もう他には誰も見えなくなる。
「俺・・・俺も・・・・・・」
だから、伝えなければいけない。
「・・・好き・・・・・」


待ち望んだ答えを手に入れたら、もう仮面はいらない。(お・・


封真は神威を抱き寄せて、その柔らかい髪を掻き揚げた。そして、そっと口付けを落とす。最初は聖夜に相応しく、静かにただ重ねるだけの。
一度顔を離すと、神威はただ真っ赤になって、けれど抵抗はないらしい。好きだと言った時点で、この程度は覚悟していたようだ。
それなら。

「んっ・・・!?」
再び落とした口付けを、封真は強引に深める。
神威の体がびくりと強張ったが、それでもお構いなしに逃げる舌を絡めとる。
「ふ、ぅ・・・・んっ・・・」
神威が初めて抵抗を見せても、そんなものが封真に通じるわけもない。

たまには引けと北都に教えていただいたとおり、ここまで出来るだけ抑えてきたので、好きだといわれたならもう押していいはず。
という考えの下に、封真は神威をベンチの上に押し倒した。
「ちょっと待て封真っ!!」
「ここまで散々待った。あんまり騒ぐと人がくるぞ?」
「そういう問題じゃないだろ!!」
「じゃあホテルと寮と俺の家、何処がいい?」
「そうじゃなくて、いきなりこんな、んっ・・・」
騒ぐ相手を黙らせるには、殴るかキスと決まっている。
「ん、や・・・、嫌だっ!!」

どがっ

強引な相手を止めるには、殴り飛ばすか蹴り飛ばす。
何とか封真の手から逃れた神威は、脱兎のごとく逃げ出した。
「おい、かむ・・・」
取り残された狼さんは、北都の言葉の重みを今になって痛感する。
『貴方は押しが強すぎて駄目になるタイプ』
きっと今から追いかけても、神威はもう人ごみに紛れてしまっているだろう。



何処をどう走ったのかは覚えていないが、気がつくと寮の前まで戻ってきていた。
何も考えずに神威は部屋に駆け込む。そこに当然いるはずの存在の事はすっかり忘れていた。
「あ、お帰り、司狼君。」
「・・・瀬・・・川・・・・・・」
もう一人、答えを伝えなければならなかった。
「どうしたの?そんなに息切らして。」
「う・・・・・・と、その・・・」
『襲われました』とは言えない。

「あれ、空汰は・・・?」
ふと部屋を見回して、もう一人、ここいるべき人物が見当たらないことに気づく。そろそろ門限のはずだが。
「今日は寮母さんもクリスマスでいないから、門限はなし。外泊も自由なんだって。」
「・・・・・・嵐と?」
「他の人だったら大変だよ。」
まあ確かにそれはそうだが。

ということは、今は二人きり。
「あ、あの・・・、俺・・・・・・!」
「桃生先輩に好きだって言ったら、いきなり襲われてびっくりして帰ってきちゃったんだね。」
「え・・・何で・・・」
「当たりなんだ。」
「あ・・・」
思いもよらず白状してしまった神威に、景一が切なく笑う。それは同時に、自分への答えも含んでいたから。

「あの、でも俺・・・瀬川の事も・・・」
「分かってるよ、ありがとう。でも、どっちかって言われたら、桃生先輩なんだよね。」
「・・・・・・うん。ごめん・・・。」
「謝るくらいなら、決め手を教えて欲しいな。どうして先輩がよかった?」
「・・・瀬川にとって俺は・・・泣きたいときに側にいてほしい存在じゃなかったから・・・。」

隠したい弱さがある。
景一はそのために自分を遠ざけ、封真はそのために自分を求める。
北都に言われたように、相手を傷つけてまでその弱さを知りたいとは思わなかった。
けれど、二人が泣きたいときはきっと自分も。
だから、側にいさせて欲しい。

「そっか。ありがとう。」
今度はいつもどおりの笑顔を見せて、景一は神威に手を差し出す。
「じゃあ、明日からはまた良い友達で。桃生先輩に苛められたら逃げておいでね。」
「あ、うん。」
差し出された手を握り返して友情の握手を交わしたら、そういえば早速苛められて逃げてきたのだと思い出した。
「あの・・・俺、どうしたら・・・」
早々と恋愛相談を持ちかける神威に、景一は苦笑を浮かべながらコメントをくれた。
「抱きたいって思うのは、好きだからだよ。遅かれ早かれいつかはそうなるんだから、覚悟決めて行っちゃえば?せっかく今夜は外泊OKなんだし。」
「い・・・行った方が良いのか・・・?」
「今夜を逃したら、もしその気になってもなかなかチャンスないよ?」
「・・・・・・じゃ、じゃあ・・・行ってくる・・・。」
「うん、いってらっしゃい。」

まるでギロチン台にでも上るかのような顔で部屋を出て行く神威を送り出して、景一はほっと溜息をつく。
失恋は失恋なのだろうが、落ち込むというよりむしろ気分が軽くなった。
おそらく、少し前から結果は分かっていた。だから、『今日も明日も明後日も』と、永遠を誓わない言葉を口にした。
いつの間にか、神威が選んだ答えなら、受け入れようという覚悟ばかりが固まった。
だからあまりショックはなかったのだが。
「引きが強すぎるってこういうことかなあ。」
小鳥に言われた言葉がよみがえる。
けれど自分はこれで良い。封真に押される神威を、支えるくらいの存在でいられれば。
「まあこういう結果も悪くは・・」

「瀬川!」
ばん、と再び神威が帰ってきた。今出て行って数十秒しか経っていないのだが。
「どうしたの?」
「あの、これ・・・。」
そういって神威が差し出したのは、以前景一が神威に贈った携帯電話。
「返そうと思って・・・」
「・・・そうだね。」
神威には、封真が贈ったものがある。三角関係が終わったら、携帯は一つで良い。
「じゃああの・・・いってきます・・・」
「いってらっしゃい。」
今度こそ、神威は寮を後にした。

景一が取り残された部屋の中に、もう一人の声が響く。
「あっぶな〜い。もうちょっとで出て行くところだったわ。」
ベッドの向こうに隠れていたのは小鳥とクリスマスケーキ。景一があの場を去った後、追いかけてきてくれたのだ。そして一人きりのクリスマスはあまりにも寂しいからと。彼女も、結果は知っていたらしい。
「神威ちゃんってば、何処までも律儀よね。」
ケーキを景一の机の上において、小鳥は景一の手の中の携帯を見た。

本当は、景一が寮生になった時点でこれは意味をなくしていたのだが、それでも神威は今まで持っていてくれていた。これは、ただの電話ではなく、いわば景一の気持ちだったから。
「返されちゃったよ。どうしようかな。」
「自分で使えば?」
「うん・・・でも、司狼君以外に電話するような相手もいないし。」
「・・・・・・貸して?」
小鳥は景一から携帯を受け取って、何か操作する。そして、
「はい、私の番号とアドレス。夜はいつも暇だから。」
「・・・・・・ありがとう。」




そういえば、自分からこの電話を使うのは初めてだ。封真の番号を押しながら、神威はそんなことを思った。
コール音二回で、聞きなれた声が応える。
「もしもし、封真?今何処にいる?」
『何処って、お前、自宅にかけてるじゃないか。』
「あ、そうか・・・・・・えっと・・・・・・」
携帯でかけると何だか不思議な感じだ。
これからもっと、こういうことが増えていくのだろうか。

「あの・・さっきは・・・・・」
『・・・・・・悪かった。』
謝ろうとしたら先に謝られて、そういえば自分は悪くないと気づく。あの状況なら逃げて当たり前だ。
だから、今はただ前に進む言葉を。
「・・・い、今から行って良い・・・?」
『ああ、待ってる。』

優しい声に応えられて、神威は電話を切るとクリスマスの街を駆け出した。







初めて封真ってカッコいい人だったんだと気づきました!!(おい)
「お前の涙は俺が拭う」だってさ、わー、恥ずかしいヤツ!(こら)
え、これギャグだと思うんですけど。
どうでもいいけど小鳥X瀬川は史上初ですか?(マイナーもいい所だ)
メリークリスマス(唐突)
やっと終わりましたが何かを書き忘れているような気がしてなりません。
とりあえず長かった・・・。
何はともあれハッピーエンドです。捨てる神あれば拾う神あり。
封真と空ちゃんのコンビが何気に好きでした。
ホントに週刊でやり遂げた自分に万歳。
ここまでお付き合いくださった皆様、どうもありがとうございました!




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