〜3つの願いが叶うとしたら〜


「ねえ、黒りん」
「何だ」
「もし3つ願い事が叶うとしたら黒様なら何を願う?」
キミが何て答えるのかすごく気になって聞いてみた
「あぁ?」
「いいじゃん、教えてくれたって」
「そうだな・・・呪を解く・刀を取り返す・国に帰る、だな」
「ふーん、キミらしいね」
キミの旅の目的は国に帰る事だもんね
「そういうお前はどうなんだ?」
「オレ?オレはね〜・・・」
「・・・」
「・・・・・・・・・・・ヒ・ミ・ツv」
「はぁ?フザけんじゃねぇぞ!」
「わぁ〜い、黒わんこが怒った〜w」
「俺は犬じゃねぇ!!!」
そう言って怒るキミは可愛いと思うよ


あのね、オレの願いはね
アシュラ王の記憶を消す事と
国に絶対に帰らない事。
最後の一つは

『キミとずーっと一緒にいられますように』






そんなこと言ったらアシュラ王が泣いちゃいますよー!
と思いつつも、そういうポジションの彼も好きなのでちゃっかり頂いてまいりました。
柚季様のブログサイトにて配布していたフリー小説です。
ヒ・ミ・ツvなんて可愛いこと言いながらも、黒鋼を掌の上で転がすかのような小悪魔なファイさんに
果てしない愛を覚えます。
願いは裏切られるのが漫画の常道ではありますが、
最後の願いくらいは叶いますように。



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