夢から醒めたら夢の中

君を忘れられたなら
君を嫌いになれたなら
どんなに楽になれるかなんて
そんなことを思ってみた

君に出会わなかったなら
君を好きにならなかったら
どんな風になってたかなんて
そんなことを考えてみた

無理だなって
無意味だなって
思い知ったよ

「もしも」はあくまで「もしも」であって
そうならないから「もしも」なんだね

あの音に心を震わせたり
あの空間に身を置くのと同様
君を想うことそれ自体
既に僕の一部になってる

答えは出たはず
終わりは見えたはず
希望は持てないはず

なのに

なのに

如何してかな
如何しようかな
如何したら良いんだろうな
今までで一番君を想ってる

未だ僕はこんなに君が好きなんだって
思い知ったよ






アオイ様から頂きましたv
タイトルから凄く綺麗ですね。
揺れる思いが素直に描かれてるように見えて、読めば読むほど深い詩です。
これからへの決意なんて書かれてないんですけど、未来はちょっと明るい感じがします。
切ないようで少し心が温かくなるような読後感。
アオイ様、ありがとうございましたv





                      BACK